このツールについて

本ツールは、ストーカー・嫌がらせ被害の相談を受けた際に、相談員が被害者の状況を聞きながらリスクレベルを確認するためのスクリーニングツールです。オーストラリアで開発された科学的リスク評価の考え方(SASH)をもとに日本語化・啓発用に作成しています。

★印の項目が1つでも「はい」の場合、他の項目数に関わらず高懸念となります。また、評価結果に関わらず直感的に重大なリスクを感じる場合は、高懸念として対応してください。
ストーカー行為の内容
1
接近行為:ストーキング中に、被害者に近づこうとしたことがあるか?(例:接触を試みる、後をつける、自宅や職場付近をうろつくなど)
2
脅迫・威圧・攻撃:被害者やその関係者に対し脅迫・威圧・意図的な恐怖行為を行ったことがあるか?
3
不法侵入:被害者の住居に無断で侵入したことがあるか?(例:不法侵入、偽りによる入室、強制入室など)
4
器物損壊・窃盗:被害者の財物を故意に破壊または窃取したことがあるか?
5
法的禁止命令への違反:警察の警告や裁判所命令(接近禁止命令・保釈条件など)を無視したことが確認されているか?
6
エスカレーション:ここ数週間でストーキングが悪化しているか?(例:頻度の増加、より侵襲的、より恐怖を感じさせるようになっているなど)
7
自暴自棄的思考:加害者が「もう失うものは何もない」という状態に達しているように見えるか?(例:「俺のものにならないなら誰のものにもさせない」「他に方法がない」など絶望的・過激な発言)
被害者の状況
8
回避不可能な接触:被害者が状況上、加害者と接触せざるを得ない立場にあるか?(例:同じ職場、近隣居住、子どもの共同親権など)
加害者の背景・特性
9
過去のストーキング歴:同一または別の被害者に対して、過去にストーキング・嫌がらせ行為を行ったことが確認されているか?(警察への届出有無を問わない)
10
過去の暴力歴:今回のストーキング以前・以外において、身体的または性的暴力の前歴があるか?(警察への届出有無を問わない)
11
精神的問題:加害者に重大な精神的問題があるように見えるか?(例:精神科受診歴、自殺念慮の発言、言動が現実離れしているなど)
12
薬物・アルコール問題:加害者に物質使用による問題が生じているか?(例:職場でのトラブル、喧嘩、警察・裁判所との接触など)
13
重大な喪失体験:加害者が最近、大きなストレスとなる喪失を経験しているか?(例:失業・住居喪失・社会的なつながりの喪失・近親者の死など。※被害者との関係の喪失はここには含めない)

被害者と加害者は、ストーキング開始前に交際・性的関係がありましたか?

📞 相談窓口

相談先
あすぱる
相談支援事業所(熊本県指定 一般相談支援事業所・合志市指定 特定相談支援事業所)
電話
電話対応時間:平日(月~金曜)午前8:30~午後5:00
※緊急時、もしくは上記の時間帯以外の場合は以下にご相談ください
その他
警察相談専用電話:#9110
緊急の場合:110番
配偶者暴力相談支援センター(DV相談):#8008
児童相談所(子どもの虐待・安全に関する相談):189(いちはやく・24時間)